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 令和3年 第4回 4.3TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ
令和3年4月3日(土)

World Peace Prayer on April 3, 2021  KIGO held by Japanese calligraphers.
Administration fee is free.  No advanced reservation is required.
Organized by WA Project TAISHI
書家による奉納揮毫を全国寺院で同日開催
和の精神、コロナ禍終息と人々の心の平安を願って

主催:和プロジェクトTAISHI

  開催寺院   趣意文   書家・アーティスト募集  


開催寺院 

                                                      2021/4/5現在
都道府県 開催寺院  宗派 書 家
栃木  輪王寺  天台宗  
東京  池上本門寺  日蓮宗  長谷川翔波  
東京  寛永寺  天台宗  武田早紀
東京  浅草寺  聖観音宗  林龍峯
新潟  国上寺  真言宗豊山派  下田彩水/下田逅絆
福井  聖徳寺  真宗高田派  若凜
岐阜  高山別院  真宗大谷派  詠月
愛知  圓福寺  浄土宗西山深草派  小川澪月
愛知  真福寺  天台宗  絲田季澪
愛知  楽運寺  真宗大谷派  合木湖雪
三重  四天王寺  曹洞宗  伊藤潤一
三重  専修寺  真宗高田派  山脇結翠
滋賀  延暦寺  天台宗  比叡山高等学校
滋賀  西教寺  天台真盛宗  田邊柳奨
大阪  四天王寺  和宗  竹本大亀
兵庫  安養寺  高野山真言宗  武田清園
兵庫  石龕寺  高野山真言宗  大西真來
兵庫  中山寺  真言宗中山寺派  新井芳洋
兵庫  本興寺  法華宗本門流  丸山茜葉
奈良  額安寺  真言律宗  山中瑞葉
奈良  橘寺  天台宗  千秋育子
奈良  朝護孫子寺  信貴山真言宗  県立西和清陵高校
奈良  法隆寺  聖徳宗  山田起雲
和歌山  金剛峯寺  高野山真言宗  前田龍雲
岡山  法界院  真言宗  宮原蒼翠
広島  浄土寺  真言宗泉涌寺派  鳥生春葉
広島  佛通寺  臨済宗佛通寺派  鳥生春葉
愛媛  太山寺  真言宗智山派  石丸東陽
福岡  観世音寺  天台宗  栗原光峯
福岡  善導寺  浄土宗  佐々木蒼穹
長崎  興福寺  黄檗宗  長崎日本大学高等学校
長崎  聖福寺  黄檗宗  末竹華子
大分  両子寺  天台宗  松本重幸
 ※事前色紙奉納のため、当日、寺院での揮毫は行いません。

【アーティスト】
クリスタルボウル/河内美穂 宮内えり子
法螺貝/神谷正覚 松原宏幸 大内千春
和太鼓/大川充代
尺八/竹内洋司
詩吟/小谷るみ子
篠笛/鼓谷義之
七島イ飾り制作/岩切千佳
歌唱/和気優

【来賓】
岩木均(大阪府議会議員)
霊主アニース(日本アハマディア・ムスリム協会)

【協力】
坂主貴宏 関口慶介 室井大輔 村田萌 兵頭稜典 神田瑞樹 近藤崇逢 長井正峯 腰原佳恵 鈴木香璃 相澤弘美 長瀬公昭 古林真美子 荒川治 浦野恵美子 大平春代 松原由香理 山内ゆき 鈴木奈稲子 神藤貴子 伊藤崇史 境信子 野々山曜一 浅井覺道 鬼頭由理 浅井欄暁 池田佳弘 永作佳紀 松浦礼子 古市真崇 松村珠巳 濵田優美 山脇千裕 佐治純子 佐治敬太 東啓治 東奈央 安田譲 福家柳志 吉井柳貫 平柳鈴 西本成希 殿井尚 脇田龍峯 崔庸恵 日浦明大 山家孝代 大西修司 小谷広行 向井佳枝 向井琢美 田中賀子 大村晴美 山角浩美 三木真由美 羽田昇 正道幹子 森克容 藤本和也 柏木孝信 冨依寛仁 天野裕也 天野睦子 佐野文音 橋本佳子 狩谷申子 小島白蓮 寺内宏山 古賀小春 姫岡忠静 福永理恵 山田泰信 山本海史 河本翔子 木口久美恵 杉山詩乃 飯田友香 広岡稔也 古中優子 松本ミユ 西田カンナ 土屋希 岩野月華 桑名善子 石山輝久 安村裕貴 久保山里美 音成馥郁 山下昭子 山田祥子 高岡絹子 川内太郎 高尾尋子 大塚瑞恵 大野志保 草薙麻美 佐藤弥生 Shiho Bach Sacha Bach 下田書道会 (株)花夢威 礼子塾 (株)広島筆センター 造詣社 松壽堂

【マスコミ取材】
●新聞
読売新聞 朝日新聞 毎日新聞 下野新聞 福井新聞 中日新聞 日刊県民福井 東海愛知新聞 三重ふるさと新聞 神戸新聞 奈良新聞 中外日報 仏教タイムス 文化時報 高野山時報 高野山時報 六大新報 愛媛新聞 長崎新聞 大分合同新聞
●テレビ
NHK 三重テレビ ケーブルテレビZTV
●その他
ケンオー・ドットコム 国東市広報室



  趣意文
 「和」という漢字のつく言葉がたくさんあります。和食、和服、和紙、和菓子、和歌等々。そのルーツを辿れば、聖徳太子が顕した『十七条憲法』の第一条、「和をもって貴しと為す(以和為貴)」に帰着します。聖徳太子はこの言葉によって、日本国と日本人のあるべき姿を示されたのです。つまり、私たち日本人のアイデンティティーの原点が、「和の精神」にあるということです。

 戦後75余年が過ぎた今、憲法改正が現実味を帯びてきました。一方で国際社会は今なおどこかで戦争や紛争が起こり、真の世界平和は訪れていません。日本が戦後に戦争に巻き込まれずに済んだのは、平和憲法に拠るところだと言う人もいます。しかし、何よりも「戦争を二度と起こしてはならない」という、戦争体験者の不戦への切なる思いが、我が国を戦争に向かわせずに済んだといえましょう。

 しかし、そのような戦争抑止力はもうこの国から消えようとしています。そうであるならば、彼らの思いに替わる新たな抑止力が必要です。幸いなことにそれが私たちの国にはあります。聖徳太子が著した「和の精神」という、世界に誇るべき平和思想です。そのために今一度、私たちは自分たちのアイデンティティーを明らかにしなければなりません。そして、そのことに対する強い誇りを、国民も政治家も持つことが大切です。すなわち私たち日本人は聖徳太子以来の「和をもって貴しと為す」民族であるという自覚と、自分たちの依って立つところに対する強い自負です。先行き不透明な国際社会にあっては、そのプライドがあってこそ日和見外交からは生まれない、確固たる民族や国家信条に基づく、知恵と戦略が生まれてくるというものです。

 かつてアメリカを中心とする西側諸国が、世界に自由主義を広めました。しかし、その思想と経済にほころびが出始めた今、今度は私たち日本人が自然の摂理に基づく、循環と調和と寛容の精神を、「WA」という新たな概念として、世界へ広めるべき時を迎えているといえましょう。そのためにはまず私たち日本人が太子の精神に目覚めること、それが「4.3 TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ」奉納イベントの趣旨であります。

和プロジェクトTAISHI代表
宮本辰彦

 太子の思想、WAの精神を世界へ
 
書家・アーティスト募集
《書家募集》
 奉納揮毫をしていただける書家を募集しています。揮毫文は全紙以上のサイズに「以和為貴」「和を以って貴しと為す」「和」などを予定しています。同時にお手伝いいただけるスタッフも募集しています。

《アーティスト募集》
 書家による奉納揮毫だけでなく、舞、演奏、歌唱の奉納も行います。和プロジェクトTAISHIの目的の1つは、世界へWAの精神を発信することです。聖徳太子の時代は国際交流もたいへん盛んでした。そこで外国人による奉納も大歓迎です。

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このたびの奉納揮毫にあたり
「奉納」とは感謝の気持ちを、神仏へ捧げるためのものです。
お寺やお宮への感謝、書家や演奏家への感謝、お手伝いして下さった方への感謝、声掛けをして下さった方への感謝、橋渡しをして下さった方への感謝等々。相互の感謝の気持ち。それが最高潮に達することで、神仏への奉納の気持ち、感謝の心は作り上げられていきます。

奉納は仏事であり神事です。したがってそこに神仏が介在します。つまり、「4.3和の国日本 TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ 」に関わる全ての方々は、ご仏縁によって結ばれているということです。ですから、互いに対する感謝は、そのまま神仏に対する感謝となります。

このたびのプロジェクトは各自の持ち出しであり、お金のやりとりが全くありません。その代わりに互いに対する感謝の気持ちで成り立っています。つまり、「奉納の原点」に立ち返るということなのです。



 


4.3TAISHIを終えて 
  
「第4回 4.3TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ」は各地晴天に恵まれ、33ヶ寺で滞りなく開催できました。また、各会場を訪れたマスコミ取材は、全32社(新聞29紙、テレビ3局)でした。

今年は聖徳太子の御聖忌千四百年にあたり、日本初の世界遺産である法隆寺にも、ご参加いただけることとなりました。

今回は各宗派の大本山、総本山での開催を積極的に試みました。それは本プロジェクトの設立目的の1つである、十七条憲法を世界記憶遺産に登録するためです。

日本は戦後、数多くのモノを輸出し「メイド・イン・ジャパン」は、日本の誇りとなりました。一方、精神的な部分では明治以来、西洋の思想や価値観を唯々、輸入してきました。

1993年に法隆寺という有形遺産が世界の宝となりましたが、今度は「和の精神」という無形遺産を世界の宝とするため、本プロジェクトは2014年に立ち上げられ、2017年からは書家による奉納揮毫によって、一気に全国的な広がりを見せるようになりました。

そこでいよいよ日本の精神世界を牽引してきた仏教界、神社界に、十七条憲法の世界記憶遺産登録にご協力いただくため、4月3日の催事でまずは仏教界の各宗派の大本山、総本山とご縁を結ぶことを目標に、今回は取り組んだ次第です。
和プロジェクトTAISHI
代表 宮本辰彦







 
 
 
  
 
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