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令和4年 第5回 4.3TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ
令和4年4月3日(日)
World Peace Prayer on April 3, 2022 KIGO held by Japanese calligraphers.
Administration fee is free. No advanced reservation is required.
Organized by WA Project TAISHI |
ウクライナの平和を願って
書家による平和揮毫を全国寺院で同日開催
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主催:和プロジェクトTAISHI
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開催寺院 |
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※事前色紙奉納のため、当日、寺院での揮毫は行いません。
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【高校】
比叡山高等学校 県立太子高等学校 県立西和清陵高等学校 県立岡山南高等学校 尾道中学高等学校 県立松山北高等学校 長崎日本大学高等学校
【アーティスト】
神谷正覚 アチノヤヨイ 竹内洋司 中平聡 中平浩子 中西ターニャ 県立太子高等学校Jコーラス部 那須正志 石原佐江 鼓谷義之 平石英心リチャード 岡野純大 ちしゅん 大本山国泰寺妙音会
【来賓】
ウクライナ大使館 エストニア共和国 ドイツ連邦共和国 水門義昭(高山市議会議員) 原光夫(三重県護国神社宮司) 小林貴虎(三重県議会議員) 服部千秋(兵庫県太子町町長) 小田昌史(県立太子高等学校校長) 大田祐介(福山市議会議員)
【協力】
神田瑞樹 佐々木正一 北村多加 高野睦子 萬代説子 長島千聡 黒田亜紀子 篠原昭子 鈴木香璃 出雲純子 霊主アニース 浦野恵美子 貝嶋美由紀 小野寺真理 山田光哲 熊倉郷 高橋洋一朗 倉林雅幸 芝山佳範 相澤弘美 長瀬公昭 南園貴恵 小島孝 小川美鈴 水落哲也 杉田和子 早川真弓 野々山曜一 鈴木奈穂子 長谷川美代子 傍島かほる 鈴木百合子 大平春代 境信子 土井福美 野々山睦美 山内由紀 池田佳弘 浅井覺道 鬼頭由理 片野研吾 小島夕弦 青山将明 浅井欄暁 濵田優美 小林有仁子 平野智子 森上友美 松村珠巳 川越聖子 山脇浩幸 東啓治 東奈央 岡本和昇 畑崎範子 藤本和也 山本柳連 石田亜友美 山根理恵 河野みどり 毛利元 西本成希 野田こう壹 中原将貴 殿井尚 西山由紘 崔庸恵 碓氷哲也 坂口愛 大村晴美 三木真由美 山角浩美 日浦明大 ながい晋 田中賀子 向井琢美 大西あかり 大西修次 向井佳枝 澤田紀世美 高見良 川本力 福田雄一 横尾千尋 森克容 岡本志津代 西薗修也 橋本佳子 天野睦子 天野裕也 磯部良和 長井進 赤間和惠 大地朋子 山本海史 秋山愛実 菅谷みづき 石川玄石 小島白蓮 寺内宏山 福永理絵 飯田友香 杉山詩乃 壽賀美由紀 飯田遥斗 飯田悠人 下村麻里子 野村美枝 平石エレナ 谷本知子 広岡稔也 古中優子 赤池泰弘 ちしゅん 中川裕太 中野真貴 壽賀崎由佳梨 宮本恭臣 津川洋一 緒方美和 倉本亮子 森政典 内田政光 金城理絵 溝口由紀子 岩田健吾 吉村めぐみ 白澤はるみ 久保山里美 音成馥郁 山下昭子 山田祥子 島信行 高尾尋子 聖徳太子1400年プロジェクトチーム
【マスコミ取材】
朝日新聞 毎日新聞 読売新聞 産経新聞 富山新聞 北日本新聞 福井新聞 高山市民時報 中日新聞 岐阜新聞 東海愛知新聞 丹波新聞 神戸新聞 奈良新聞 山陽新聞 中国新聞 四国新聞 愛媛新聞 中外日報 高野山時報 天台ジャーナル
テレビ東京 新潟総合テレビ 新潟テレビ21 富山テレビ 福井テレビ 岐阜放送 ケーブルテレビZTV 姫路ケーブルテレビウインク 毎日放送 広島ホームテレビ 西日本放送 九州朝日放送 長崎国際テレビ 長崎文化放送 NHK(大阪放送局 岡山放送局 松山放送局)
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趣意文 |
「和」という漢字のつく言葉がたくさんあります。和食、和服、和紙、和菓子、和歌等々。そのルーツを辿れば、聖徳太子が著した『十七条憲法』の第一条、「和をもって貴しと為す(以和為貴)」に帰着します。聖徳太子はこの言葉によって、日本国と日本人のあるべき姿を示されたのです。つまり、私たち日本人のアイデンティティーの原点が、「和の精神」にあるということです。
終戦後、建国記念の日は現在の2月11日と定められました。しかし、当時は他にいくつかの候補があり、その一つが『十七条憲法』が制定された4月3日だったのです。ですから4月3日は第二の建国記念の日ともいえるのです。
戦後75有余年が過ぎてなお、国際社会はどこかで戦争や紛争が起こり、真の世界平和は訪れていません。そして、日本国憲法の改正が現実味を帯びてきました。日本が大戦後に戦争に巻き込まれずに済んだのは、平和憲法に拠るところだという人たちがいます。しかし、何よりも「戦争を二度と起こしてはならない」という、戦争体験者の切なる思いが、我が国を戦争に向かわせずに済んだといえましょう。
しかし、戦争世代がいなくなった今、そのような抑止力はもうこの国から消えようとしています。憲法改正が時代の流れだとすれば、彼らの思いに替わる新たな戦争抑止力が必要です。幸いなことにそれが私たちの国にはあります。聖徳太子が著した「和の精神」という、世界に誇るべき平和思想です。そのために今一度、私たちは自分たちのアイデンティティーを明らかにしなければなりません。そして、そのことに対する強い誇りを、国民も政治家も持つことが大切です。すなわち私たち日本人は聖徳太子以来の「和をもって貴しと為す」民族であるという自覚と、自分たちのアイデンティティーに対する強い自負です。先行き不透明な国際社会にあっては、そのプライドがあってこそ日和見外交からは生まれない、確固たる民族や国家信条に基づく、知恵と戦略が生まれてくるというものです。
かつてアメリカを中心とする西側諸国が、世界に自由主義を広めました。しかし、その思想と経済にほころびが出始めた今、今度は私たち日本人が自然の摂理に基づく、循環と調和と寛容の精神を、「WA」という新たな概念として、世界へ広めるべき時を迎えようとしています。そのためにはまず私たち日本人が太子の精神に目覚めること、それが「4.3
TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ」奉納イベントの趣旨であります。
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和プロジェクトTAISHI代表
宮本辰彦 |
太子の思想、WAの精神を世界へ |
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書家・アーティスト募集 |
《書家募集》
奉納揮毫をしていただける書家を募集しています。揮毫文は全紙以上のサイズに「以和為貴」「和を以って貴しと為す」「和」などを予定しています。同時にお手伝いいただけるスタッフも募集しています。
《アーティスト募集》
書家による奉納揮毫だけでなく、舞、演奏、歌唱の奉納も行います。和プロジェクトTAISHIの目的の1つは、世界へWAの精神を発信することです。聖徳太子の時代は国際交流もたいへん盛んでした。そこで外国人による奉納も大歓迎です。
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「奉納」とは感謝の気持ちを、神仏へ捧げるためのものです。
お寺やお宮への感謝、書家や演奏家への感謝、お手伝いして下さった方への感謝、声掛けをして下さった方への感謝、橋渡しをして下さった方への感謝等々。相互の感謝の気持ち。それが最高潮に達することで、神仏への奉納の気持ち、感謝の心は作り上げられていきます。
奉納は仏事であり神事です。したがってそこに神仏が介在します。つまり、「4.3和の国日本 TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ 」に関わる全ての方々は、ご仏縁によって結ばれているということです。ですから、互いに対する感謝は、そのまま神仏に対する感謝となります。
このたびのプロジェクトは各自の持ち出しであり、お金のやりとりが全くありません。その代わりに互いに対する感謝の気持ちで成り立っています。つまり、「奉納の原点」に立ち返るということなのです。 |
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4.3TAISHIを終えて |
2018年4月3日。第1回は聖徳太子が著した「十七条憲法」にちなみ、17都県18ヶ寺で開催いたしました。それに先んじて2017年9月21日に開催した全国47社の護国神社は、神社本庁が統括する1つの神道組織です。それに対して仏教寺院の場合は13宗あり、開祖もそれぞれに異なります。そこからさらに多くの宗派に分かれ、それぞれに総本山大本山がある別々の組織です。ですから仏教寺院の各宗派本山で同日開催する道のりは、気の遠くなる試みです。
第5回の今年は總持寺(曹洞宗大本山)、国泰寺(臨済宗国泰寺派総本山)、誓願寺(浄土宗西山深草派総本山)、西大寺(真言律宗総本山)、善通寺(真言宗善通寺派総本山)、護国寺(真言宗豊山派大本山)で、新たに開催させていただけることとなりました。そして、第5回という節目を記念するように、日本初の世界遺産で聖徳太子建立の法隆寺(聖徳宗総本山)で揮毫することが叶い、計38ヶ寺となりました。
今回特筆すべきは初期から携わってくださっている、各地の書家やスタッフのご尽力です。人口減少による地方の衰退は深刻です。そのためには「氣」をいかにその地域に込めるか。氣持ちを込めることが地域活性化の原動力です。催事をより良いものにするためにアイデアを出し、趣向を凝らそうとする各地の自発性。つまり、このような氣持ちの込め方が地域活性化の希望となります。兵庫県ではお寺(斑鳩寺)と役場(太子町役場)と高校(県立太子高校)が一丸となって開催して下さいました。地域活性化のため今後いかに行政を巻き込めるかが課題でしたので、これも大きな希望でした。また、次世代を担う高校書道部は全国で7校が参加して下さいました。
世界的な観光地、浅草寺(聖観音宗本山)では、3カ国(ウクライナ、ドイツ連邦共和国、エストニア共和国)の大使館関係者5名にご来賓いただきました。日本の精神文化、伝統文化の中心で世界平和を願う書家による奉納揮毫は、大使館関係者にとっても、非常に魅力的で意義深かったのではないでしょうか。
「平和」といえば、斑鳩寺(兵庫)ではロシア国籍でウクライナにルーツを持つ方のバイオリン演奏を行いました。また、佛通寺と浄土寺(広島)ではウクライナ人とロシア人の両親を持つ方が思いを語りました。ウクライナに偏らずにこのような形でメッセージを発信していただけたこと、関係者の皆様のご配慮に心より感謝申し上げます。
和プロジェクトTAISHIの活動趣旨は、日本の平和思想「和の精神」に日本人自身が強いプライドと誇りを持つよう、啓発活動を行うことです。それと同時に西洋が人間の理性から導き出した自由・平等・人権という価値観が行き詰まっている今、人類が獲得しなければならない次の普遍的な価値として、東洋が自然の摂理から導き出した循環と調和と寛容の精神を「WA Spirit」として世界へ発信することにあります。
ここから和プロジェクトTAISHIの活動をさらに広げて、大きなうねりとして、「十七条憲法」を2030年に世界記憶遺産に登録するために邁進したいと思います。
今回のマスコミ取材はテレビ16局、新聞31紙、計47社。
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