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 第2回 世界平和の祈りin ジャパン
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教
World Peace Prayer in Japan on February 23, 2021
Organized by WA Project TAISHI
令和3年2月23日(火・祝)

奉祝とコロナ終息と世界平和を願って
KIGO, commonly known as “Calligraphy Performance” performed by a Calligrapher in front of an audience, is a traditional Japanese Spiritual Culture similar to Zen. When the calligrapher writes a word, phrase or wish chosen from their heart on a large paper, the audience’s attention gathers towards the Calligrapher’s appearance and to the tip of their brush. Just like a conductor of an orchestra putting together a symphony, a Calligrapher makes everyone’s feelings come together, which strengthens the feelings of prayer.

主催:和プロジェクトTAISHI

開催会場 Venue
  On February 23, the birthday of the Japanese Emperor TENNO NARUHITO, we will hold a calligraphy event concurrently at a Jewish synagogue, a Christian church, and an Islamic mosque in Japan.
 ユダヤ教
Judaism
 キリスト教
Christianity
イスラム教
Islam 

関西ユダヤ教団[兵庫県]
(神戸市中央区北野町4-12-12 異人館街)
Jewish Community of Kansai (Hyogo)
(4-12-12 Kitano-cho Chuo-ku Kobe)

浦上天主堂[長崎県]
(長崎市本尾町1-79)
Urakami Cathedral (Nagasaki)
(1-79 Motoomachi Nagasaki)

ジャパン・モスク[愛知県]
(津島市蛭間町宮重526)
Bait ul Ahad The Japan Mosque (Aichi)
(526 Hirumacho Miyashige Tsushima City )
開始 14:00
from :  on February 23
開始 11:00
from 11:00 on February 23
書家:新井芳洋脇田龍峯
Calligraphers: ARAI Hoyo, WAKITA Ryuho
書家:佐々木蒼穹
Calligraphers: SASAKI Sokyu
書家:伊藤潤一/山脇結翠
Calligraphers: ITO Junichi, YAMAWAKI Yusui
  
趣意文 Motive

 和服、和食、和歌、和文化。日本を表す漢字「和」のルーツを辿れば、聖徳太子が著した『十七条憲法』の第一条、「和をもって貴しと為す(以和為貴)」に帰着します。つまり、日本国と日本国民のあるべき姿は、平和思想「和の精神」にあるということです。

 その平和思想「和の精神」に基づき、「世界平和の祈りinパリ」と銘打ち、令和元年8月下旬に私たちはパリのそれぞれで最も大きなユダヤ教シナゴーグ、キリスト教チャーチ、イスラム教モスクで、書家による平和揮毫を開催しました。三大宗教を結ぶ書家による平和揮毫は、前例のない斬新な企画であったため、大きな反響を呼びました。
 そこで「世界平和の祈りinジャパン」として、今度は日本国内においても世界の平和を願い、書家による大書揮毫を開催したいと考えました。

 昔から言われるように日本人は初詣には神社へ参り、お盆にはお寺、キリスト生誕祭にはクリスマスを祝う国民性です。つまり、多種多様な文化や宗教を受け入れる寛容性があるのです。言い換えれば、互いを赦し、受け入れ、認め合うという、世界の宗教の共通の教えともいえる「許しの精神」を持つ国民性であるということです。それが「和の精神」です。
 時代は平成から令和に替わり、今上陛下におかれましてはご即位にあたり、繰り返し「世界の平和」というお言葉を述べられました。そこで憲法に記されているように日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である天皇誕生日に、世界宗教の融和を願って、国内のユダヤ教・キリスト教・イスラム教で平和揮毫を開催したいとこの度の企画を立案いたしました。
和プロジェクトTAISHI
代表 宮本辰彦



第2回 世界平和の祈りinジャパンを終えて  
  
「第2回 世界平和の祈りinジャパン」は2月23日の天皇誕生日に、ユダヤ教シナゴーグ・キリスト教チャーチ・イスラム教モスクで、奉祝とコロナ禍終息と世界平和を願って、無事に開催されました。3箇所とも昨年に続き、2回目の開催です。マスコミは中外日報と神戸新聞が取材にきて下さいました。

去年は参加者も少なく、今年はコロナ禍のために人を集められませんでしたが、毎年開催することの価値を、それぞれの宗教家たちは理解してくださっていました。

コロナ禍のため今年は開催できなかった新規会場もありました。その代わりに今回種まきはできましたので、来年は開催会場を増やして、今後も毎年開催したいと考えています。そして、この活動によって日本国内にある世界宗教の交流が深まり、いつか大きな花を咲かせると信じています。

今回も開催趣旨に沿った、それぞれの宗教の言葉を書家に揮毫していただきました。


【関西ユダヤ教団】
https://photos.app.goo.gl/uCyMo3MK5TfUzTsJ8

書家・脇田龍峯
どのような時にも友を愛すれば、苦難のときの兄弟が生まれる。旧約聖書箴言17章17節
A friend loves at all times, and a brother is born for a time of adversity. Proverbs 17:17

書家・新井芳洋
疫病終息


【日本アハマディア・ムスリム協会】
https://photos.app.goo.gl/xaLQYbrEzSuNDChFA

書家・伊藤潤一
あなたがその国で暮らすなら、その国を愛しなさい。聖預言者ムハンマドの教えより
Love of one's country is a part of faith.Prophet Muhammad

書家・山脇結翠
神様が最も愛する人は、人々に最も役立つ人です。聖預言者ムハンマドの教えより
The most beloved people to Allah are those who are most beneficial to people.


【浦上天主堂(カトリック浦上教会)】
https://photos.app.goo.gl/r7TZJmit3LGRW4kg8

書家・佐々木蒼穹
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むローマ書5章4節

※ 浦上天主堂のみコロナ対策で密を避けるため、事前に書家が揮毫した色紙作品を郵送し、当日は神父様より御神前に献納していただきました。

和プロジェクトTAISHI
代表 宮本辰彦

 
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 2019年のパリ開催レポート

私たちが「世界平和の祈りin ジャパン」を開催するきっかけとなったパリ開催のレポートです。

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