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 ボスニア・ヘルツェゴビナは第2次大戦後に、ヨーロッパにおける最大の民族紛争(旧ユーゴスラビア紛争)で、最も激しかったとされるサラエボ紛争(1992年~1995年)が起きた南東ヨーロッパの国です。企画の始まりはスタリ・モストでの平和揮毫でした。しかし、この国が抱える問題を表すように、各民族の拠点を偏ることなく漏らすことなく平等に訪ねて欲しいと、大使より要請がありました。そこで思案の結果、5都市6会場(スレブレニツァ ヴィシェグラード サラエボ モスタル バニャルカ)で平和催事を行うことになりました。

揮毫・日舞・法螺貝吹鳴・献花・表敬訪問・視察・ワークショップの会場
 
スレブレニツァ虐殺記念館/スレブレニツァ
Srebrenica Massacre
Сребреница Srebrenica Srebrenica

 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の1995年、わずか1日で8千人以上のジェノサイト(大量虐殺)が起きた場所にあるスレブレニツァ虐殺記念碑。




世界遺産ソコルル・メフメト・パシャ橋/ヴィシェグラード
Sokullu Mehmet Paşa Köprüsü
Вишегрaд Višegrad Višegrad

 オスマントルコの宮廷建築家、ミマール・スィナンが設計したソコルル・メフメト・パシャ橋は、スタリ・モストに続き2番目に世界遺産に登録されました。ユーゴスラビアのノーベル文学賞受賞作家イヴォ・アンドリッチの代表作『ドリナの橋』は、このソコルル・メフメト・パシャ橋を舞台にした歴史小説です。



子ども戦争博物館/サラエボ
War Childhood Museum
Sarajevo Sarajevo Сарајево

 子ども戦争博物館は、子どもたちの「戦争の記憶」に焦点がおかれた、世界でも珍しい博物館です。ボスニア・ヘルツェゴビナの戦場で子ども時代を過ごした人々から寄せられた当時を想起させる品々に、当時の「戦争の記憶」を重ねて展示されています。 



リトル・ブリッジ・スポーツ・アカデミー/モスタル
Little Bridge Sports Academy
Mostar Mostar Мостар

 元サッカー選手・宮本恒靖さんを発起人に立ち上がったプロジェクト「マリモスト(現地語で小さな橋)」。2016年に民族対立の根深いボスニア・ヘルツェゴビナに、子どもたちを対象にしたスポーツアカデミーが開校されて、スポーツを通して民族融和を目指す活動が行なわれています。




世界遺産スタリ・モスト橋/モスタル
Stari Most
Mostar Mostar Мостар

 現地の言葉で「古い橋」という意味のスタリ・モストは、1993年11月9日クロアチア系カトリック民兵によって爆破されました。その後、橋の双方住民の努力とユネスコの協力を得て、2004年にスタリ・モスト橋は再建され、2005年にはボスニア・ヘルツェゴビナ初のユネスコ世界遺産に登録されました。橋の付近には「DON’T FORGET ’93」と書かれた碑があります。ただ、イスラム側とカトリック側を分かつスタリ・モストでは、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が終わった今でも、以前のように行き来することは、ほとんどありません。



十二乳児追悼祈念碑/バニャルカ
Spomenika 12 Beba
Бања Лука Banja Luka

 バニャルカ市内の国立図書館前広場に「十二乳児追悼祈念碑」があります。ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争中、酸素や医薬品を積んだ飛行機の飛行許可が国連ユーゴ制裁委員会から出なかったため、バニャルカの病院で酸素吸入が必要な新生児12人が相次いで死亡しました。その追悼のための祈念碑です。




在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本大使館/サラエボ大学サラエボ市庁舎
   

サラエボ・オリンピック跡地墓地/プルバニャ橋/ラテン橋/バニャルカ公共放送
 
 
 
 
  
 
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